久しぶりの投稿です。

~についてお話ししたいと思います。

早期再手術とは、手術後に二重まぶたに問題が発生したり、二重まぶたに予定外の線(三重まぶたなど)が発生して既存の二重のラインが折り込まれなくなったりした場合に、再び手術を行うことを指します。

通常、手術後2週間以内に行うのが最も良く、3週間まで考慮することができます。1ヶ月以内に行うこともごく稀に可能ですが、お勧めはしません。

この内容は、2021年9月の目整形研究会シンポジウムで発表した内容と、最近のケース事例をもとに作成しました。

傷が治る過程では、最初の炎症期(inflammatory phase)に止血および炎症細胞が集まり、傷の治癒が始まります。

ここで言う炎症とは、私たちがよく想像する膿が出るような炎症ではなく、本来傷が治る際に正常に発生する医学的な炎症のことを指します。

4~21日目の増殖期に血栓が集まり始め、治癒が進みます。

ここで言う21日目までが、早期修正のゴールデンタイムと言えます。

なぜなら、3週目からリモデリング期(remodeling phase:成熟期)に入り、それ以降は組織の収縮が発生する時期だからです。

一応、1ヶ月程度までを早期修正の期間として設定しています。

最近の事例を見てみましょう。

来院の2週間前に他院で手術を受けられた方です。

他院で手術を受け、繰り返し取れる症状と非対称のためにアフターケア(修正手術)を受けられましたが、予定外の線(三重まぶた)および目がうまく開かない症状で来院されました。

ご覧の通り、両目に予定外の線(三重まぶた)がひどく、目がうまく開きません。

既存の部位で何らかの癒着が起きている可能性が非常に高いです。それでも幸いなのは、目はある程度開くため、目を開ける筋肉が損傷していない可能性が高いということです。

また、予定外の線(三重まぶた)が発生すると脂肪を注入しなければならないのではないかと心配される方もいますが、この方は脂肪を注入せずにしっかりと修正できました。

手術後1週間の様子です。

予定外の線(三重まぶた)も発生せず、きれいに修正されました。

現在1週間しか経っていないため、腫れは少しあります。

そして、患者様の手術前の状態を見ると、写真上の右目である患者様の左目の目頭部分の皮膚が不足しています。

この部分は早期修正では解決できず、後日皮膚が伸びる状況を見て修正する必要があります。

途中で経過を見る必要があり、動画で見ると予定外の線(三重まぶた)は発生していません。

しかし、既存の切開線が左側(映像上は右側)の前部分が高く、皮膚切除がもう少し行われていた状況であったため、ラインの折り込まれ方が

少し残念です。

この部分は6ヶ月目に修正が必要になる場合もあります。

信じて任せてくださった患者様に感謝申し上げます。

通常、早期修正は次のようなプロセスで進行します。

一度ですぐに良くなれば幸いですが、早期修正を行う理由は、後で行うよりも今行う方が有利な場合に行うからです。患者様が希望するからといって無条件に行うわけではありません。

したがって、もし待つ方が良いのであれば、そのまま待つのが最善です。しかし、上記の状況のように予定外の線(三重まぶた)は時間が経っても改善しない可能性がほとんどであるため、早期修正を行うのです。

第一に、既存の切開線をそのまま開いてアプローチします。

なぜなら、新しく切開線を作ったりして皮膚を切り取ってしまうと、後で適切な修正が難しくなるからです。

そして、開いてみて組織自体の損傷の有無をチェックします。損傷があればその部分の治療に重点を置き、形には重点を置きません。そうすることで、後々の再手術に有利になるからです。

もし目が開かない患者様の場合、むやみに6ヶ月待ってしまうと、目を開ける筋肉が切れて上に収縮して上がってしまった場合、機能も喪失し、見つけるのも非常に困難になります。

第二に、形は後で再修正できると考えるべきです。

まず機能に重点を置くため、若干の非対称が発生する可能性があります。

カウンセリング中にこのように仰った方がいらっしゃいました。「2回も再手術するくらいなら、6ヶ月経ってから1回で済ませればいいのに、なぜ2回もして苦労させるのか」と…。これは本当に事情をご存知ないお言葉です。

機能に問題が発生すると、後からでは解決できないからです。すでに他の病院で信頼を失っているためか、私がいくら説明しても「やっぱり後でやります」と仰る場合があります。

もちろん後で一度に解決できる場合もあるかもしれませんが、早期修正をお勧めします。そうすればある程度の形の回復も可能ですし、機能的な問題があるかどうかも把握できるからです。

ビフォーアフターの動画で締めくくりたいと思います。