久しぶりの投稿です。

まれに顔面非対称がある場合や、片方の目が小さい場合に、目の左右差矯正を行うことがあります。

こちらの方の場合も、左目が反対側よりも小さいです。(写真上の右目の矢印)

このような場合、目つき矯正手術を通じて対称を合わせるように努めます。

しかし、目自体が顔面非対称による骨格の違いであるため、完璧な矯正は困難です。

骨格の非対称を軟部組織で合わせることは難しいためです。

それでも、目つき矯正手術を用いて可能な限り似た状態にすることはできます。

まれにヘリング現象(Hering's law)により、反対側の目が小さくなる場合もあります。この場合は、優位眼(Dominant eye)がどちらなのかを判断して行う必要があります。

それについては当然私が検査して行いますので、ご心配には及びません。

手術後1週間目なのでまだ腫れがありますが、左右の対称性もかなり改善されました。患者様は片方(写真上の右側、患者様の左目)のみ目つき矯正を行いました。

まれに脂肪が原因でそのようになる場合もあります。

患者様の右目(写真上の左目)は、脂肪がくぼんで見えるため違って見えます。

この場合は、脂肪移植を行いながら二重手術を一緒にしたケースです。

脂肪移植を行う際は、でこぼこと触れないようにするのが技術です。まれに皮膚が薄い方では触れることもあるため、保存的に少しだけ注入することをお勧めします。

手術後1ヶ月目で、対称性がよく合っているようです。

目の左右差矯正には本当に多様なケースがあり、様々な変数があります。次回機会があればまたご紹介します。

これは2021年11月の大韓整形外科学会で講義した内容に基づいて作成されました。