切開法による二重手術の際、糸が飛び出てくることについて、時々一部の患者様が誤解されているようなので、ブログを書いてみようと思います。
二重手術を行うと、当然のことながら糸を使用します。
埋没法を行う時は、当然長い埋没法用の糸を使用するため、長い糸を持ったまま生活することになります。
切開法を行っても、内部には二重を作るための糸が存在します。

しかし、内部に二重を固定しておいた糸などが、時折突出してくるケースがたまにあります。
特に再手術の場合、最初は大丈夫でも後になって出てくることがあります。
まず結論から申し上げますと、「大丈夫です」。時々、鼻の手術後にシリコンが飛び出て問題になったのと同じではないか、医療事故ではないかと誤解される方がいらっしゃいます。
当然、体内に残したまま生活するものなので、突出してはいけないのではないかと思われるかもしれません。
しかし、除去したからといって問題が発生するわけでもなく、緊急事態でもありません。
鼻の手術後にシリコンが飛び出るのは別の問題です。なぜなら、鼻の形が変わってしまうからです。
しかし、切開法の手術後に糸を除去したからといって二重が取れるわけではないため、除去しても全く問題ありません。
では、切開法の後に糸を除去するとなぜ二重が取れないのでしょうか?取れてしまうのではないですか?と思われるかもしれません。
しかし、すでに内部で癒着してくっついているため大丈夫なのです。
通常、1ヶ月程度経てば内部は完全にくっついていると考えられます。
では、このように考えてみることもできるでしょう。皮膚を縫合した糸を抜糸したのに、なぜ皮膚はくっついているのでしょうか?そうですよね??
もし糸が飛び出たり突出したりした場合は、手術を担当した医師に伝えて除去することをお勧めします。「では、そのまま放置するとどうなりますか?」と疑問に思われるかもしれませんが、そのままにしておくと外部からの刺激になり、またその糸を通じて悪い菌が入り込むと、吹き出物などができて炎症を起こす可能性があります。
もしそうなったとしても、糸を除去して吹き出物を絞り出せば良くなります。これについてもご心配には及びません。ほとんどの場合、後遺症もなく改善されます。

時折、切開線の周辺に吹き出物ができることもあります。
そのような時は、吹き出物だけを除去することも可能ですが、その近くの内部に固定しておいた糸があるなら、それも一緒に除去することをお勧めします。なぜなら、糸に悪い菌が付着して、繰り返し吹き出物を発生させる原因になることがあるからです。
これも除去したところで大きな問題はなく、きれいに治癒することが多いです。心配なさらずに、手術を担当した医師の診察を受けてください。
では、切開法を行ったのになぜ糸が飛び出てくるのでしょうか?それには様々な原因が考えられます。
1つ目は、以前に埋没法を受けており、その後切開法を行ったケースです。このような場合、埋没法の糸が一部切れることがありますが、問題なく留まっていたものが、徐々に組織を突き抜けて出てくることがあります。
2つ目は、切開法で固定しておいた糸が薄い組織を突き抜けて出てくるケースです。特に再手術を行った場合、組織自体が薄くなっており、傷跡の部分が薄いと出てくることがあります。
いずれにせよ、手術を担当した医師を信じて、その指示に従っていただくのが一番です。
この社会に蔓延する不信の風潮を....打破しましょう!!!!!!!!
