最近、学会の準備や教科書の執筆、論文作成などに追われ、ブログの更新が疎かになっていたのは事実です(泣)。
それでも久しぶりに、最近手術を受けられた患者様のお一人の目尻切開再建について書いてみようと思います。

目尻切開を過度に行うと、目尻の端が「コの字」型になり、粘膜が露出してしまいます。
このような場合、目尻切開の再手術を行うことになりますが、粘膜に該当する傷跡を除去しながら、外眼角靭帯を外眼角の骨膜にしっかりと固定してこそ再発を防ぐことができます。

外眼角靭帯(lateral canthal tendon)とは、下眼瞼(下まぶた)に付いている靭帯で、両側から目を支え、目を閉じる役割も助けてくれます。目尻切開の際、外眼角靭帯を過剰に操作すると骨膜から外れ、コの字型になってしまいます。
したがって、手術の核心は、傷跡をきれいに切除し、骨膜から外れた外眼角靭帯を元の位置に戻して再発を防ぎつつ、切開した傷跡を目立たなくすることです。
皆様が最も心配されるのは、手術後に目が小さくならないかという点です。
もちろん、過度に切開されていた方が大きく閉じた場合は少し小さくなることもありますが、傷跡だけが過度に露出していた方の場合は、目が小さくなることはありません。
現在は抜糸の跡が赤いですが、時間が経てばほとんど見えなくなります。
昨年にアップしたブログも併せてご参考になさってください。
https://blog.naver.com/medicdoctor/221988658490
