こんにちは、江南ソヨン整形外科です。
二重のラインが高すぎる、あるいは厚すぎるとお悩みの方は、いわゆる「ソーセージ目」という言葉まで耳にしてストレスを感じていらっしゃることが少なくありません。こうした方が検索をしていると必ず目にする言葉があります。それが「二重ライン下げ」法です。
ところが「一重ライン下げ」法という似た言葉も一緒に検索されるため、何が違うのか分からず、カウンセリングの前から混乱してしまう方が多くいらっしゃいます。今回は「二重ライン下げ」法が正確にどのような手術で、「一重ライン下げ」法とは何が違うのか、そして実際にどのような方に必要な手術なのかを整理してみます。


■ 「二重ライン下げ」法とは、正確にどのような手術でしょうか?
「二重ライン下げ」法の正式な言い方は「既存の二重の瘢痕を切除しないライン下げ手術」です。その名のとおり、以前の切開瘢痕はそのまま残し、それより下に新しいラインを取り直す方法です。
既存のラインの癒着を剥がしたうえで、その下に新しいラインが定着するようにしていく精密な作業とお考えください。目全体のバランスを考慮し、その方に似合う高さへラインを再設計することが要となります。
■ 「一重ライン下げ」法と「二重ライン下げ」法は、何が違うのでしょうか?
どちらの方法も「ラインを下げる」という目的は同じですが、アプローチがまったく異なります。

▷ 「一重ライン下げ」法
既存の切開線と新しく取ったラインの間の皮膚を切除する方法です。既存の瘢痕そのものを取り除きながら行うため、ラインがすっきりと落ち、多重ラインが生じる可能性も比較的低めです。ただし皮膚を切除する方法である以上、皮膚に余裕が十分でない方には適用が難しくなります。若い頃はラインが高く、加齢とともにたるみが出てきたというケースでなければ、「一重ライン下げ」法だけでは限界がある場合があります。

▷ 「二重ライン下げ」法
既存の切開瘢痕はそのまま残し、その下に新しいラインを作る方法です。皮膚を切除しないため、皮膚が不足している方にも適用でき、ラインを大きく下げたい場合にも選択できます。また、複数回の修正手術が必要なケースでも再び試みられることが利点です。ただし瘢痕が2本残り、再癒着によって多重ラインが生じやすいため、熟練した執刀医の精密な術式が必ず求められる手術です。
まとめると、皮膚に余裕のある方は「一重ライン下げ」法、皮膚が不足している方やラインを大きく下げたい方、あるいは手術歴が複数回ある方には「二重ライン下げ」法が適しています。この判断は必ず精密な診断のうえで行われる必要があります。
■ このような方は「二重ライン下げ」法を検討していただけます
- 二重のラインが高すぎて下げたい方
- ラインが高いうえに瘢痕まで深く残っている方
- 筋肉や軟部組織が過度に除去され、まぶたがたるんだ感じ(ソーセージ目)になっている方
- 眉と目の距離に比べてラインが極端に高い方
- 眼瞼下垂によりラインが過度に露出し、高く見える方
■ おわりに
二重のラインが高い、あるいは厚いとお悩みでしたら、まずご自身の目が「一重ライン下げ」法と「二重ライン下げ」法のどちらに当てはまるのかを把握することが順序です。この2つはアプローチも瘢痕も、再手術が可能かどうかも明確に異なりますので、自己判断ではなく精密なカウンセリングを通してお決めになることをおすすめします。
次回の記事では、「二重ライン下げ」法についてよく誤解されている点 ——「最後の手段である」「目つき矯正を必ず一緒に受けなければならない」「段差の瘢痕が必ず残る」—— を一つずつ取り上げてまいります。


